春本番となり車田プロの庭の木々もあざやかに花を咲かせ始めました。満開の花を見ながら、花の名に無知な私は、車田先生に「この美しい花を咲かせているのは何と言う木なのでしょうか?」と、つい聞いてしまいました。一瞬「花の名など俺が知るか!」と一喝されると思いきや「この木は海棠といってリンゴの仲間だ」「こっちの木は、もう少しすると赤い小さな花がたくさん咲くぞ」等、色々と教えて下さいました。 私は花や木の名に詳しい車田先生に驚きながら「先生は何故、そんなに花の名を御存じなのですか?」と尋ねると「花の名ひとつくらい知らないと女にはもてんぞ」と言われ、花を愛する車田先生に思わず「ははーっ!」と、ひれ伏してしまった御側用人、岡田以蔵でありました。